台湾選挙!2024年総統選、台湾人にとって重要な日!台湾の政党って?
どうも、こんにちは@satoshi_JPTWです。
この記事を書いているのは2023年6月なんですが、台湾のニュース(新聞)を見ていると、とにかく選挙の話が多いです。その理由は、来年2024年1月に台湾の新しいリーダーを決める、総統選が予定されているからです。
総統選は、日本でいう首相を決める投票のことです。日本の首相の場合は、国民による投票で決めるわけではありません。一方、台湾の総統選の場合は、国民が総統を選んで投票できる、直接選挙です。そのため、日本よりも選挙に対しての盛り上がりが大きい印象があります。
台湾人にとっての選挙って?
そんな台湾の選挙の雰囲気がよく分かる台湾ドラマがあります。
WAVE MAKER-選挙の人々- by Netflix
2023年4月に放送開始された、まさしく台湾の総統選の舞台裏を数ヶ月前から描いているコミカルなドラマです。
台湾の選挙について、楽しみながら知ることができるのでオススメです!ただし、中国語の勉強としては、少し不向きかも。結構。ドラマの中では台湾語(台語)で話されているシーンも多いんです。
昔の台湾は国民はリーダーを選べなかったっ?!
冒頭でもお話ししましたが、現在の台湾の総統は、国民の直接選挙によって決まります。
ですが、約30年前の1990年の総統選までは、現在とは全く異なるスタイルでした。台湾国民は、総統立候補者個人に投票できず、国民大会と呼ばれる期間によって、実質的には決められていました。
現在のスタイルになったのは、台湾本省人初の総統となった李登輝(リ・トウキ)の、政治体制の民主化・台湾化の一環の活動により変わっていったものです。
台湾の主な3つの政党
さて、台湾の政党について調べてみたのですが、小政党も多いのですが実質は、民進党と国民党の二大政党体制のようです。
そのため、ここでは2024年の総統選に立候補者が所属している3つの政党を、ご紹介しようと思います。
民進党
まずは、2016年から2022年に総統を務めている蔡英文が所属する民進党です。現在の与党ですね。
一般的には、「民主化を推し進めようとした民進党」というイメージが強い政党です。
歴史的な背景には、1990年以前の台湾の政党は、次に紹介する国民党一強時代でした。(それまでは国民大会によって決められていたため)
2000年の総統選で初めて民進党が勝ってからは、国民党と民進党の2党で総統が交代しています。
国民党
国民党は、中国との協調を考える、いわゆる「新中」のイメージが強い政党です。
もちろん、歴史的背景からもそう捉えられておかしくありません。先ほども述べた通り、1990年以前の台湾では、国民が自由に総統を選べることができませんでした。ましてや、国民党に逆らうような行動や言論をとったものは、捕まるような時代でした。もちろん、民主主義化が進んだ現在の台湾では、そんな状況はありませんが。
民衆党
民衆党は、2019年に発足したばかりの新しい政党です。台湾では、先述の2党に対抗する第3政治勢力と呼ばれているそうです。
この政党の党首は、台北市長でもある柯文哲です。柯文哲市長は、コロナ禍に台湾のニュースに毎日のように見るほどでした。もしかしたら、日本のニュースで見たことがある方もいるんじゃないでしょうか?
そんな台北市市長でもある柯文哲は、2024年の総統選の候補者の1人です。
投票帰省っ?!海外からでも投票のため台湾へ帰国する台湾人たち
台湾では、投票のために海外に住んでいる台湾人が、帰国すると言うニュースが話題になりました。
台湾の憲法では、「国外の中華民国自由地区の人民は帰国しその選挙権を行使する」(憲法増修条文2条)と定められています。「中華民国自由地区」は台湾を指しています。つまり、外国にいる台湾人が投票するためには、海外から帰省しなければならないのです。
僕の奥さんも、以前から「2024年の選挙には台南に帰るからねっ!(台南に戸籍があるため)」と言っています。
そもそも、台湾の投票については、現住所の場所でなく、戸籍地での投票が義務付けられているそうです。そのため、僕の奥さんは台北に住んでいましたが、投票のたびに台南まで高鉄(台湾の新幹線)で帰省していました。もう駅のホームは、大勢の帰省する人で大混雑していたそうです。
政治に教務の薄い日本人には、ちょっと信じ難い話ですよね。
さぁ!台湾へひとっ飛び!
さぁ、そんな総統選に盛り上がりを見せている台湾へ実際に行ってみませんか!
日本から国内旅行気分で行ける、最も行きやすい異国の土地、台湾。
嘘じゃなくて大袈裟でもなく、台湾は日本愛に溢れています。日本の人はもちろん、日本の文化や、日本の漫画・アニメも超大好き!
海外旅行で一番ネックになる『言葉の壁』も、日本人にとっては低めです!なぜなら、台湾の中国語と日本語の漢字は、見た目がほとんど一緒だからです。会話はともかく、日本人の一般的な読み書きスキルで、旅行程度のコミュニケーションは問題なくこなせますよ。
さぁ、台湾へ行っちゃいましょう!
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日帰り日月潭1日観光
台湾九份の夜景ツアー
台湾グルメ夜市ツアー
日本人よりも英語に堪能な台湾人
実は、台湾の人(特に台北の若い人)は、日本人に比べても、英語に堪能です。
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会話ができれば、より旅行も楽しくなりますよ♪
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